ピアノ・バルロンの歴史
100年の歴史をもつピアノ会社
"歴史の始まりは1902年のこと、オペラ・コミックの第一フルーティストであったルイ・バルロンとバリトン歌手で作曲家であったポール・バルロンが、オーケストラの楽器と楽譜を販売する店を開きました。1917年に彼らの姪のマルセル・バルロンが23歳で経営者となり、77歳まで続けました。彼女は、2つの戦争に挟まれた時代においてパリ中の音楽界との関係を保ちつつ、ピアノの販売を始め、ベヒシュタインの特約店となりました。1970年に再開したバルロン社は、フランス全土でのコンサートサービスや新しいピアノの販売、メンテナンスと修理を手がけました。1992年にシルヴィー・フアノンが受け継ぎ、1840年から1940年までのピアノ修復を専門とする会社となりました。
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